今日27日は中秋の名月・明日28日はスーパームーンだそうです

スーパームーンは、月が地球にもっとも接近す現象で、通常より月は30%明るさを増し、大きさも14%アップして見えます。
月が一番遠いときに比べ約4万9800キロも地球に接近するんだそうです。
また、日本時間では昼になってしまうので見れませんが、海外では皆既月食と重なって、欧州、アフリカ、北米および南米の大部分で観測できるそうです。
お月見をするのは、夏の作物の収穫もほとんど終わって、稲刈りをするまでの手のあく時期に、稲の豊作を祈る祭りを行ったことが始まりとされていますが(稲の豊作祈願ではなくもともとは芋類の収穫祭、すなわち畑作儀礼だったと考えられているという説も)、実際には正確な起源はわかっていません。
また、有力な説として中国からの渡来説もあります。
お隣の中国ではかなり古くから「望月(月を見る催し)」という行事があり、それが平安時代に遣唐使によって伝えられたものが日本で広がったとする説です。
「お月見」についての日本で最初の記録は、延喜9年(909年)に醍醐天皇が初めて月見の宴を開いたとの記録だそうです。
平安貴族などは月を直接見るのではなく、杯や池に映り込んだ月を楽しんだともいいます。
しばらくは高級貴族達だけの風習でしたが、江戸時代になると一般庶民にも広まり、ポピュラーな行事となりました。
秋の夜長、お月見を楽しんでみるのも風情がありますね

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